スポンサーリンク

猫の留守番、時間どれくらい?ご飯と室温にも注意!

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

猫の留守番

 

多くの猫は大抵毎日留守番しています。
でも短時間なら大丈夫でも長時間となるとどうでしょうか?

また留守番させる時は室温やご飯、トイレなど
気をつけて整える必要があります。
実際に留守番した猫たちの反応からわかったことをお伝えします。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

猫の留守番、毎日の短い時間なら大丈夫

多くの人は日中仕事で家を留守にするでしょう。
その間猫が留守番することになります。

「どうせ寝ているのだろう」と思うかもしれませんが、
猫自身はどう思っているのか考えてみましょう。

大抵の大人猫は、日々の繰り返しで留守番に慣れていきます。

家族がいなければ少々寂しいけど、きなりに過ごして、
確かに寝ていることが多いでしょう。

家族が夕方帰ってくるまで待つしかないので、
それまでの時間は体力温存のため寝ておきます。

猫が必要とする睡眠時間は16~20時間と長いので、
人が寝る夜の時間帯だけでは足りません。
日中の留守番の間も睡眠を取る必要があるのです。

夕方いつもの帰宅時間には起き出しています。
家族の車の音や足音を聞き分けてお出迎えです。

猫の聴覚はもちろん時間感覚もすばらしいものです。

ご飯の時間、遊んでくれる時間、おやつタイム、
家族の出勤時間、帰宅時間、生活の中でちゃんと覚えます。

いつもの時間を過ぎても家族が帰ってこなかったら
猫は心配になります。

朝は家族が出勤して留守番となるのは仕方ないので諦めますが、
夕方になるにつれお腹もすくので早く帰ってきてほしいのです。

飼い主が帰ってきたらうれしくてたまらない。
喜んで飛びついたり周りを走り回ったり、
ポーカーフェイスの猫もいるけど内心はみんな同じ。

そのようなわけで
猫の本心はずっと一緒にいたいのですが、
多少の留守番は仕方ないと受け入れています。

毎日の生活パターンの中の短い時間なら
おりこうに留守番できます。

でも甘えん坊の猫は留守番が嫌いで、
おいてきぼりにされた?捨てられた?と思って
アオーンアオーンと鳴きながら家の中を探し歩くようですが・・

 

大人猫がそういう状況なので、
子猫は留守番時間が長いとちょっと心配。

兄弟がいれば一緒に遊んだりして過ごしますが、
ひとりぼっちは精神的健康への影響が気がかりです。

そして子猫の場合はとくにおもちゃに要注意!

留守番してる間に、ひとり遊びでおもちゃの紐が首に絡まり
死亡していたという事例があったそうです。

紐付きのおもちゃは片付けておきましょう。
そして留守番の間はケージに入っててもらう方が安心です。

大人猫も子猫も留守番させるとなると心配になって
見守りカメラを設置している人もいますね。

留守中時々様子確認できるので安心なのと、
愛猫を見てちょっと心和むひとときになるようです。

猫が留守番する時間

スポンサーリンク

 

猫に長時間留守番させることになる宿泊はどうなのか

さて、日々の短時間の留守番は慣れているかもしれませんが、
問題は家族旅行を計画したいなどのとき。

「猫がいると旅行なんかできない」
「たった1日の温泉にさえ泊まれない」と嘆く人は多いです。

でも毎日留守番している猫なら、たぶんひと晩は大丈夫。
ご飯とお水は多めに置いておきます。

私自身1泊入院で長時間留守番させたことがありました。
翌日午後帰宅したのですが、猫たちは最初よそよそしく
不審者を見る目つき。

怒っているのかもと思いご機嫌をとると
徐々に甘えてくるのでした。

24時間を超える留守番でも
慣れた猫なら許容できるようです。

 

しかし、2泊以上は無理かと思います。
猫にとっては大きなストレスとなり、体調を崩すかもしれません。

そうでなくとも猫は長時間留守番させられると
何かしら悪さをしていることがあります。

ティッシュボックスからティッシュを全部引っ張り出し、
新聞や雑誌をビリビリ破いたり、
棚の上から物を落としたり、
ゴミ箱をひっくり返していたり。

なので危ないものは隠しておかなければなりません。
とくに台所のものは気を付けたいところです。

最悪なのはトイレではないところにおしっこされること。

わざと? 嫌がらせ?
トイレ失敗したことがない猫でも起こりえます。

というわけで、2泊以上の場合は親族に頼んだり、
ペットホテルに預けたりするかもしれません。

しかしどちらも猫にとってはストレス。

自宅であっても飼い主がいないと猫は寂しい、
知らない人の家では落ち着かない、

ペットホテルはなんだか冷たくて恐い、
猫は不安でいっぱいになるでしょう。

愛猫のため2泊以上の宿泊は我慢することにしましょう。

猫に留守番させる時間

 

猫が留守番中ストレスなく過ごせるよう気遣いを

猫が留守番している間は
できるだけストレスなく過ごしてほしいと思います。

どんなふうに整えてあげれば良いでしょうか?

猫にとって快適な室温は夏と冬で異なりますが、
とくに夏場のエアコン設定は難しいですね。

人は少し暑いと感じる27℃、28℃くらいが猫には良いようで、
それ以下だと部屋を移動してしまいます。

どの部屋でも出入りできるよう扉を少し開けておくと
いつもエアコンの無い部屋にいるものです。

確かにその温度でもつけっぱなしにしていると、
人も寒く感じますから猫はなおさら寒いのでしょう。

留守番中はケージの中だとすると寒くても逃げられないので、
猫ちぐらなどを備えてあげるのが良さそうです。

冬場の方が温度設定は楽かも。
エアコンは25℃以下でも大丈夫、猫には十分温かいでしょう。

大好きな炬燵がないとしてもふわふわの猫ベッドや毛布があれば
そこに潜り込むことができますし。

 

ご飯は置き餌にする人が多いようです。
猫は寝ていても時々起き出してチビチビ食いしますから。

ウェットは夏場いたみやすいのでドライフードで。

猫に留守番させる時間が常に長い場合
自動給餌器を利用している人もいます。

決まった時間に少量づつ出てくるので、
猫は飽きないかもしれません。
でもやはり飼い主から直接もらう方がうれしいのですが。

トイレはどうでしょうか?

普段は毎日きれいに片付けているので
猫は快適なトイレを使うことができています。

でもある朝きれいになっていないとしたら・・

神経質な猫は別な場所にトイレするかもしれません。
猫はきれい好きですから。

もうひとつ予備のトイレを置くことにすれば
2日片付けないでも大丈夫でしょうか。

以上のように
猫に留守番させるとなると色々考えるべきことがあるものです。

飼い主の都合優先ではなく猫ファーストで考えて、
愛猫が気持ちよく留守番できるように整えてあげましょう。

 

タイトルとURLをコピーしました