猫ボランティア

地域猫活動は野良猫対策になるということがあまり認識されていないようです。TNRと混同されている部分もありますので、両者の違いを正しく知っていただきたいです。また地域猫活動は野良猫のためだけでなく生活環境改善にもなるはずですが、難しい課題についてもお伝えします。

猫は動物愛護法で守られているのか？大幅に改正されて罰則も強化されたとはいえ、私たちが気になるのはそれをどの程度人々が意識して実際の行動に反映しているかという点。猫の扱いが動物愛護法で本当に改善されたのか、ボランティア目線でひも解きその実効性を見てみます。

猫を多頭飼いしたいという人はより多くの癒やしと慰めを求めているようです。たしかに賑やかで楽しい生活になりますが、事前にいくつかの点を慎重に考えなければなりません。猫を多頭飼いする前に検討すべき大切な点と、ボランティアが実践している進め方を具体的にご紹介します。

野良猫の餌やりさんと迷惑を被っている周辺住民の間にある確執は、お互いに相反する心理状態なのでなかなか解決が難しい問題です。でも禁止条例や動物愛護法を解釈すると、野良猫の餌やりはマナーを守って適正に行なうなら違法ではなくトラブル回避もできるとわかります。

猫の譲渡会で里親になるための条件が厳しいと言う人がいますが、それには相応の理由があるのです。実際にボランティアが行っている要件と手順に基づいてご説明します。なぜ猫の里親になるための条件があるのか、譲渡に慎重にならざるをえない裏事情をご理解いただきたいです。

猫のTNRとはどんな目的でどのように行われるかご存知ですか？地域の苦情を減らし殺処分をなくすという難しい課題に対する取り組みで効果がないという説も有ります。では猫のTNRを実施するボランティア目線の検証と、臨機応変に行なうTNAについてもご覧ください。

猫を多頭飼育して崩壊に陥ったというニュースが増えています。事例は全て悲惨ですがそれでも氷山の一角、公にならない分を含めその特徴を見ると難しい社会問題です。しかし猫を多頭飼育しても誰もが崩壊するとは限らず、そうならない人との違いから防ぐための方策がわかります。

猫と高齢者問題は全国至るところに見られる解決の難しい課題。絡んでほどけない紐のような両者がどのように窮地に陥るか事例をご覧ください。しかし最近二つの取り組みが、猫と高齢者問題をほどく糸口になるとわかりました。地域の見守り効果も上がる方策をご紹介します。

子猫を保護した人が里親探しをするのにはそれなりの理由があります。 では最適な飼い主を見つけるにはどのような方法があるでしょうか？どんな方に託せばよいのでしょうか？子猫を保護して里親さんにつなげる譲渡会などでボランティアが実際に行なっている基準をお伝えします。

子猫を拾ったらどうすれば良いでしょうか？正しい知識に基づいた扱いをしないと小さな命を救えないかもしれません。第一にすべきは病院にかけることではなく保温対策。また子猫を拾ったら必ず必要なのがミルクや離乳食、そして排泄や病院に関することも具体的にお伝えします。