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猫ボランティアは変な人ではない、人気ママの転身物語

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

猫ボランティアは変な人ではない

猫ボランティアって変な人たちと思っている人がいるようです。
活動に対する情熱に圧倒されてそう感じるのでしょうか。

しかし確かにみんな猫愛が強いかもしれませんが、
私自身決して変人ではありませんし、仲間もまともな人達です。

ここでひとりの女性の半生をご紹介します。
経過は波乱に富んでいますがその都度覚悟の選択をして
精一杯生きている見事な猫ボランティアです。

猫ボランティアとは本当に変人なのかどうか知る参考に
その生き様を見ていただければと思います。

 

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専業主婦から人気ママになった若い時

K子さんはごく普通の専業主婦でした。
30才の時最初の転機が訪れます。

夫が働いていた店を譲られて一緒に働くことになったのです。
飲み屋街の中心地、有名ビルの中のバーで、
専業主婦が突然売れ筋バーのママになった。

順応性が高かったのか、数人の女の子を使い、
問題なくママの仕事をこなすことができた。

客層が良くて恵まれていたと本人は言います。
公務員、病院関係、ゼネコン、新聞社など堅い客が常連。

当然お客様への接し方に気を使ったとは思いますが、
お店は繁盛し、K子さんは人気ママとなりました。

“おじさんキラー”と言われたK子ママですが、
根は真面目で曲がったことが嫌い、
そんなところが堅いお客様たちに受けたのでしょう。

K子ママの思い出に残っているのはある大会社の副社長、
とっても腰の低い人で全く偉ぶらない態度に敬服していたそう。

K子ママ自身も謙遜な態度を忘れずいつも笑顔でいたと
言いますから、そんな人柄が人気の理由だったのかも。

ママの仕事はいつも深夜まで。
忙しくてキツい仕事を48才まで頑張りましたが、
また転機が訪れます。

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親の介護のため実家へ引っ越し

猫ボラやってる人は一生懸命

 

K子さんは休みの日は頻繁に実家を訪ねていましたが、
親の介護のためいよいよ実家に住むことになりました。

実家は田舎の奥地、農業をやっていた両親が限界を迎えたのです。
都会の便利な生活から田舎の不便な生活へ、
大きな決断と覚悟が必要だったと思いますが、

K子さんは夫や子供と何度も話し合って決めました。
家族4人で実家に引っ越し、老いた両親との同居生活の始まり。

母親はもう動けず、父親がわずかに動ける程度なので
眼の前の畑地は雑草が繁殖し出している。

とりあえずK子さんの仕事は両親の介護、
日常生活の介助すべてが初めてのことだった。

バーのママよりも肉体労働で神経も使う。
疲れ果てる毎日ですが弱音は吐きたくない。

かろうじて慰めとなるのは猫たちがいたこと。
K子さんも家族も猫好きでこれは遺伝だと笑う。

でも7匹はちょっと多いかもと思っていたら、
田舎の習慣あるあるで猫は放し飼い、不妊手術はしていない、

なので、メス猫たちがあちこちで子猫を産んで連れて来る。
いつのまにか十数匹になった。

このままではまずいと思い、不妊手術の計画を立てた。

子猫たちも半年で大人になる、
全員一気に不妊手術するのは難しいので、
放し飼いをやめ部屋割りをして猫たちを分散した。

猫は室内に閉じ込められるのを嫌がり
破壊して脱走しようとするので、補強工作が必要。

夫は器用な人で、料理も上手だがDIYも得意。
猫を入れた部屋ごとにすべてDIYで補強してくれた。

しかし、なんとかしのいでいるところへ
少し離れた近所の数件から猫たちが移動して来た。

老いた飼い主が施設に入ったり亡くなったりして
放り出された猫たちだ。
K子さんは知らんぷりできず、その猫たちも受け入れた。

母親が亡くなった後K子さんは畑で野菜作りすることにした。
夫に土を耕してもらい、勉強したり知人に教えられたりして
本気で野菜を作って販売し始めた。

お金と手間暇をかけることが大事と言うK子さんの野菜は
どれも一級品でおいしい。
遠くから買いに来る常連さんができて野菜の産直は成功。

K子さんの適応力の高さ、ポジティブに努力する行動力、
本当に敬服に値します。

振り返ればすべて順調だったように見えるかもしれませんが、
そうではありません。

何度も失敗したり、家庭内の衝突があったり、
いろんな辛いこともあったのですが、

嫌なことはいつの間にか忘れているそうです。
今日やること明日やることで頭がいっぱいになると
嫌なことは思い出さなくなると言うのです。

真っ直ぐな心の姿勢、決断力と行動力、
それが後悔したくないK子さんの生き様なのです。

猫ボラになったママの話

 

猫も野菜も本気で世話する充実感

K子さんは猫ボランティアを公言してはいませんが
やっていることは猫ボランティアそのもの。

野菜の産直看板に猫の絵を書いたせいか、
家の窓などが猫の脱走防止仕様になっているせいか、
時折捨て猫をされました。

腹立たしいけどやはり見捨てられない。
猫の数は最も多い時で約50匹。
多頭崩壊という言葉が頭に浮かんだりします。

それでもやるしかないとK子さんは行動する、
立ち止まってはいけないのです。

自分は負けず嫌いだから美味しい野菜を作る努力をする、
おいしい!と言ってもらうとうれしくてまた頑張れる。

猫たちの世話も無責任な人たちと同じになりたくない、
猫たちが喜んでいるとわかると自分もうれしい。

もう年だから昔とは違うけど、
今いる猫たちを最後まで面倒見ることはやめない。

そう語るK子さんは野菜作りにも猫の世話にも
充実感を感じています。

いかがでしょうか、
K子さんのこの生き方をどう思いますか?
猫ボランティアやってる変な人でしょうか?

その都度いい加減ではなく真面目で一生懸命、
むしろ見倣いたい姿勢だと私には思えます。

偏見や先入観を持たずに猫ボランティアを見ていただければ
と思う次第です。

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