スポンサーリンク

猫も地震は恐い、対策して落ち着いた行動を!

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

地震恐くて隠れる猫たち

日常の中で急に始まる地震、
私たちは予期していても心臓がビクッとしますが、
猫にとっても地震は恐いものです。

イザというとき自分自身と猫の身を守るため
対策を考えていますか?

これまで何度か大きな地震を経験した中で学んだことを
ご紹介しますので参考にしていただければと思います。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

猫も人も地震は恐い、対策してないとどうなる?

「猫が地震に驚き、逃げ出してしまった。」
地震の度にSNSで見かける投稿です。

突然の大きな揺れ、ギシギシという軋み音、
私たち人間も恐怖を感じるのですが、猫たちにとっても恐怖。

猫は家の中を右往左往走り回って逃げ道を探し、
もし窓や玄関が開いていればそこから飛び出てしまうでしょう。

身の危険を感じてその場から逃げようとするのは習性上
止めようがありません。

イザというとき何の対策も取っていなければ
こうなる可能性は高いでしょう。

大きな地震だとしても、飼い主自身が
パニックにならないように意識しなければなりません。

まずは飼い主が落ち着いて行動し、
愛猫を守らなければならないのです。

そのためには
普段から脱走防止策を講じておくこと、
いざというときの対処法を決めておくことが必要です。

私自身これまで何度か大きな地震を経験して、
その大切さを痛感しました。

地震列島の日本ですからこれからも頻繁に地震は起きます。
自分と家族のため猫のため、
事前の準備と対策を考えておきましょう。

スポンサーリンク

 

猫のための地震対策、準備しておくものと心がけておくこと

地震に限らずほかの自然災害にも共通して言えることですが、
あなたはイザというときのために
どんなものを準備しているでしょうか?

自宅の被害が小さくて、
猫ともども自宅で避難生活をすることになったとしても、

電気・ガス・水道が使えない状況かもしれません。
復旧まで数日か数週間かわかりません。

そんな場合に備えて
懐中電灯やランタンなどの灯り、
カセットガスコンロ、飲料水、食料、持病の薬などは、
3日から1週間分を準備しておくよう勧められています。

また小型ラジオに加えて、
携帯やスマホの充電器もあった方が便利です。

近年たびたび自然災害に見舞われているせいか、
食料や水は災害後早い段階で支給されますね。

でもそれは人間用のものです。
ペット用のは自分で準備しておかなければなりません。

猫エサとトイレ砂・シートは絶対必需品。
一ケ月分は備えておきたいものです。

万一避難所へ行かなければならない場合を考えて、
キャリーやケージに慣れさせておくことも必要。

ほかの犬猫や見知らぬ人を見ても恐がらないよう
ときどき出会わせておくのも良いかもしれません。

恐がって逃げようとするかもしれない時のために
洗濯ネットやバスタオルも準備しておきましょう。

また自宅屋内の地震対策として
家具を固定して転倒防止している方は多いでしょうか。
それは猫のための安全策でもあります。

それと同時に
猫の安全な隠れ場所を作っておくのも良いことです。

頑丈でつぶれないもので、中に潜って身を隠す、
普段の遊び用にもなる隠れ家。

地震の恐怖で逃げ惑う猫はその中に隠れるでしょう。
揺れがおさまるまでその中にいてもらった方が安心です。

猫は隠れる

 

 

猫を地震から守るには普段からの脱走対策と迷子対策を!

阪神淡路や東日本大震災のような大規模地震は別として、
多くの場合自宅建物が全壊することは少ないかと思います。

避難所へ行かず、自宅生活が続くと考えた場合、
脱走対策は必須でしょう。

「猫が脱走したらどう探す? ・・」というページで
脱走防止策について述べましたが、さらに詳しく書いてみます。

サッシの扉や窓が地震の揺れで少し開いてしまった、
という事実を多くの人は経験しているでしょうか?

実は私自身、
地震で窓が開くなどとは考えていなかった頃、
きちんとカギをかけていなかったところがありました。

地震がおさまってから、
猫たちの様子を確認しようとした時に開いている窓を発見!

一瞬 えッ? (;゚Д゚)

閉めたはずなのにと思いましたが、
カギはかけていなかったことに気付き、

あわてて猫が出ていないかどうか外を確認、
きちっと閉めてカギをかけました。

ほかの場所は大丈夫?と不安になり、
すべての部屋の窓や扉を確認して回ると、
カギをかけていない数か所が開いていました。

幸い猫たちは恐がって戸棚の下や荷物の合間など
下の方に隠れていて、
飛び上がって外に出ることはなかったのです。

安堵すると同時に
いかに気が緩んでいたのかと反省しました。

 

大きな地震の後には逃げた猫の捜索ポスターを
スーパーや動物病院で見かけますし、
SNSにもたくさん出てきます。

皆さんどれほど胸を痛めているでしょうか。
猫が心配で夜も眠れないことでしょう。

自力で戻ってくる猫もいると思いますが、
どこかで怯えて固まっているのであれば
早く見つけてあげたいものです。

こんな場合にも外に出てしまわないよう
普段から脱走防止策を講じておくことは大切だと実感します。

家中のドアや窓をチェック、
うっかりしがちなトイレや浴室の窓も忘れずに、
閉めるときは必ずカギをかける。

何事も起きないうちから習慣化しておくなら
イザというときに慌てずにすむでしょう。

さらに
万一外に逃げてしまった場合の捜索対策も考えておきます。

最近推奨されるマイクロチップを検討するのもよし、
首輪に迷子札を付けたり、
近隣の人に猫を知っておいてもらうのも助けになります。

猫の写真はたくさん撮ってありますので、
その中の1、2枚を捜索ポスター用として
下書き作成しておくなら、すぐに捜索開始も可能です。

 

以上、今回は地震のとき猫を守るための対策を
いくつかご紹介しました。

それらは地震に限らず
風水害などの自然災害にあったときにも有効です。

事前の対策をしっかり行なって、
落ち着いて行動することによって愛猫を守りましょう。

 

 

タイトルとURLをコピーしました