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猫の爪とぎは100均、diy段ボールハウスの中で存分に

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

猫の爪とぎ

猫は爪とぎが大好きで、
本能的にやめられない理由があります。

室内を破壊されたくない飼い主としては
猫に爪とぎ場を提供すればよいわけですので、
diyで段ボールハウスを作ってみましょう。

 

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猫は爪とぎをやめられない

猫が爪をとぐという行動は、
生後5週齢頃から見られる本能的な?行為。

本能的に爪とぎが好きというより
やらないわけにいかない、ということでしょうか。

では猫が爪とぎをする理由は、というと
大体以下のようなことが考えられています。

●古くなった爪の外層を取り除いている。

●爪で対象物に傷をつけ、肉球にある臭腺から出る
自分の臭いをこすり付けることで縄張りを主張。
つまりマーキングと同じ行為。

●猫にとって爪は“武器”なので
万一ケンカになったときのためのメンテナンス。

●犬や獣などの危ない外敵に遭遇したとき、
爪をといであるならば木に登って逃げやすい。

●背伸びを兼ねてストレッチしている。

●ストレスを感じたときの転位行動。
たとえば、飼い主に構ってもらえない猫が腹立ち紛れに
ガリガリと壁面を引っかくなど。

●飼い主の注目を求めている。
このように、先天的に持っている衝動のほか、
後天的に形成された動機が爪とぎを促すようです。

猫にとっての爪とぎは、トイレに行くのと同じくらい
生理的で当たり前のこととなりますから、
やめさせることはできませんね。

しかし
猫に自由に爪とぎをさせてしまうと、
部屋中がボロボロになってしまいます。

ですので
猫が爪とぎして良い場所、してはいけない場所を
覚えてもらえば良いのですが、
そんなしつけはほとんど不可能。

ではどうすれば良いかというと
爪とぎして良い場所を提供すれば良いのです。

ここなら思う存分爪とぎしてOK!という
段ボールハウスをdiyしましたのでご覧ください。

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猫の爪とぎは100均で、diyの段ボールハウス内で存分に研いでもらう

爪とぎは型も材質も色々とありますね。
床置き型、壁面に立てる縦型、ソファのカバー型、ベッド型。

材質も様々です。
紙段ボール、麻縄、木質、レザー。

猫を飼っている人は色々試してみたかもしれません。
その中で愛猫のお気に入りはどれでしょうか?

我が家では紙段ボール製の爪とぎが猫たちに人気です。
爪の引っかかり具合、壊れ具合が快適なようで。

でもバリバリ研いでゴミを出すので、
飼い主の方はお掃除が大変なんですけどね。
猫の数に比例してゴミが出ますので・・

では爪とぎのゴミが散らばらなければ良いわけで・・
そこで考えたのが爪とぎハウス。

爪とぎ自体は猫が好きな紙段ボール製。
短い期間でボロボロに使い切って捨てるので、
100均の爪とぎで十分。

それをどこに置くかというと、段ボールハウスの中。
市販の段ボールハウスではなく、diy手作りのハウス。

猫は箱や袋に入るのも好きなので、
ハウス爪とぎは最高です。

作り方は次の通りです。

①材料集め

100均ダイソーの爪とぎ2個を購入。
ハウスにする段ボールはスーパーなどで調達。

段ボールの大きさは爪とぎ2個を並べられる幅と長さ。
100均の爪とぎは長さ45.5センチ、幅10.2センチ。

この2個分ですので、段ボールの空き箱は
長さ約50センチ、横幅21センチを目安に探す。

両端の出入り口部分の補強用の分も合わせて、
いただいてきた段ボールはこちら↓
段ボール

3個のうち赤いものは寸法的に少し合わないので除外。
白いものを本体用、茶色いものを補強用にします。

ハウスが段ボールということは
ハウス自体を爪とぎされたり噛み壊されたりするので、
ハウス全体を補強したいと思います。

それには養生シートが最適ですが、
大きさが合うものは100均にはなかったので
ホームセンターで購入。1畳の大きさで200円前後。

 

②寸法を計って下準備の加工

白い段ボールを起こしたときの、
両端の出入り口部分の寸法を計り、
折込分を含めて茶色の補強用を切り取る。

出入り口部分を切り抜いておく。

下準備加工

③組み合わせ加工

白い段ボールを起こして、
出入り口の補強用を組み合わせ、
セロテープで仮止めする。

折込分に切れ込みを入れておくことで
ピタッとはまり、

出入り口が付くことで段ボールは固定され、
倒れなくなる。

組み立てる

養生シート横をハウスの長さに切る。

養生シートを加工

 

縦は側面4面をぐるりと囲む長さに切って、
折りやすいように切れ込みを入れる。

その際、各4面の長さに5ミリプラスすることで
中の段ボールハウスをピッタリ囲むことができる。

段ボールハウスを養生シートで囲う

 

出入り口部分も養生シートを切り合わせる。
組み合わせた角々を養生テープで留める。

出入り口の内部と外枠を合わせてテープ留めする。
中に2個の爪とぎを入れたら、
頑丈な段ボールハウスの完成です。
購入した材料費合計500円前後。

完成品

猫たちはさっそく入っていきました。

爪とぎは内部に貼り付けていないので
研ぐたびにバタバタ音がしますが、

片面がボロボロになったらひっくり返して
裏面も使う予定なので
あえて固定はしないのです。

 

猫たちは気に入ったようで、
順繰りに爪とぎに入っていきます。

そのまま中で寝ていることもあれば、
2匹仲良く寝ていることもあります。

冬場はきっと暖かくて快適な場所になるでしょう。

爪とぎハウス

 

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